大分県は九州の北東部にあって、南は宮崎県、南西は熊本県、西は福岡県に隣接していて、北は周防灘、東には豊後水道をはさんで四国が見えます。総面積の約70%は林野で占められています。「九州の屋根」と呼ばれるくじゅう連山をはじめ、観光客の多い由布岳や鶴見岳、宮崎県境にある祖母山・傾山などの山々が連なっています。山が多いことからもわかるように、温泉の源泉数や湧出量がともに全国一で、数々の素晴らしい源泉がわき出ています。県内のいたるところに温泉が湧き、人々の生活にもなくてはならない重要な自然資源となっています。中でも別府や湯布院などは、メディアなどに毎日のように取り上げられ、多くの観光客でにぎわっています。また、大分県は山の幸も豊富で、各市町村に1つずつの特産品をつくり、他の地域にアピールしようと、「一村一品運動」が展開されてきました。この地道な運動によって、大分のどんこ(シイタケ)やカボスなどが全国的にも知られることになりました。そしてもう一つ忘れてならないのが、海の幸です。北と東が海に面している大分県は、魚介類も豊富な土地なのです。潮の流れが早く、魚のえさの多い豊後水道で一本釣りされた関あじや関さばも、一村一品運動によって日本中に知られるブランド魚となりました。