長きにわたって続いた鎖国時代でも、長崎だけは諸外国との交易が認められ、ヨーロッパや中国、朝鮮などとも盛んに貿易が行われました。地方の侍や医学を学ぶ人、軍人、貿易商人やヨーロッパ人、中国人など様々な人が長崎名物の坂道を行きかう活気にあふれた国際都市であったことから、今日でも長崎は国際性豊かな街となりました。当時はオランダとの交流も多く、たくさんのオランダ人が往来がしていたことから、オランダ坂と呼ばれる坂道があり、当時のままの石畳やレンガ塀が残り、観光の名所になっています。また修学旅行でも多くの学生が訪れる日本最古の洋風木造建築「グラバー園」や、殉教した26聖人に捧げるために建てられた教会「大浦天主堂」、世界平和を発信している「平和記念像」や「長崎原爆資料館」、自然の偉大さを実感できる「雲仙地獄」や「九十九島」といったところも観光地として人気です。長崎は海に三方を囲まれた光明媚な土地柄でもあることから、海洋資源を活かしたテーマパーク、ハウステンボスがあり、昔大変交流が深かったオランダの街並みを再現して、多くの観光客が訪れています。また、近年の坂本竜馬のブームもあり、長崎奉行所・龍馬伝館も作られ、坂本龍馬の魅力を感じられる新名所もできました。